より正確な垂直穴をあけたい!ドリルスタンド自作!

より正確な垂直穴をあけたい!ドリルスタンド自作!

しゅんです。

以前ご紹介した、「電動ドライバドリルに水平器をつけて垂直に穴をあける方法」よりもさらに正確に穴を空けるためのドリルスタンドを自作しましたので、ご紹介します。

きっかけ

新型コロナウィルスの影響で自粛生活を強いられることとなり、私も例外なく自宅でこもり生活を送っていました。暇なある日、以前の作品をなんとなく思い返しているとふと、穴を垂直にあけるためのドリルスタンドを作ったことを思い出しました。

今から15年ほど前になります。当時はDIYをやり始めたばかりのころでうまくいかないことだらけでした。以前もご紹介しましたが、誰もがぶち当たる壁と言っても過言ではない、電動ドリルで垂直に穴を空けるという難題に頭を悩ませていました。

上記リンクを見ていただけるとお分かりいただけると思いますが、ある程度の精度で穴を空けることができるようになったので、完ぺきに垂直な穴をあけることはある程度諦めて、加工誤差であるととらえていました。

以前もドリルスタンドを自作したことはありましたが、当時の私の腕では加工精度を0.5mm以下にすることができず、出来上がったドリルスタンドは形は立派だったものの、精度はひどいものでした。

現在は電動マルノコなどは使わずに、手ノコとカンナとやすりで加工精度が0.1mm以下に上達しました。今の私なら精度の高いドリルスタンドを自作することができるのではと思い、製作してみることにしたわけです。

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構造と工夫点

ドリルスタンド_01

早速ですが、全体像はこのような形です。

ネットで調べると様々な方が垂直に穴をあけるために情熱を燃やしていらっしゃるのがわかります。私はその中の数人からいいとこどりをして製作しました。

私が以前失敗した部分を補う工夫をされている方の作品を中心に参考にしました。一番は「剛性」です。あける穴の径が大きくなるほど力を加えなければならず、その力に対してドリルスタンド全体が曲がったりねじれたり、しなったりしないようにする必要があるからです。

その剛性を確保できるギリギリの板厚でなるべく小型に、軽量にするように心がけました。が、やはりドリルを含めた全体の重量は3.4kgと片手では扱いずらくなってしまいました。

 

ドリルスタンド_02

今回、垂直精度を高めるために犠牲にしたことがあります。それは、「電動ドリルの着脱を基本的にはしない」ことです。とはいっても接着剤で固定したわけではないので、はずすことはもちろんできますが、垂直精度をその都度調整するのは非常に面倒なため、着脱機能は捨てました。

私はほとんどの作業をFDD-1000で行っていますので、今回ドリルスタンドに固定したRYOBIのD-1100VRが垂直穴専用になっても何ら困ることはありません。

ドリルスタンド_03

一番こだわった点は、垂直精度を調整しやすいようにいくつか工夫を施しています。サイドからボルトでドリルの左右のぶれを調節できるようにしました。

 

ドリルスタンド_04

ドリルの胴体部分をステンレスのホースバンドで締め付けて、ドリルの前後方向のぶれを調整できるうにしています。位置が決まったらドリルの首の部分を挟み込んだボルトを締め付けて固定しています。もちろん上からもウレタンスポンジを貼り付けたフタの板を上からしっかりとボルトで固定しています。

 

ドリルスタンド_05

垂直精度をご覧ください。前後方向の精度はバッチリです。

 

ドリルスタンド_06

左右方向の垂直もご覧の通り。実際に穴をあけてみても加工精度は0.1mm以下に収まっていました。

 

ドリルスタンド_07

他にも穴あけ深さの調節機能や…

 

ドリルスタンド_08

ドリル刃を交換しやすいようにドリルをあげた位置で一時固定できるストッパーもついています。

ほとんどが端材で、スライドレールも以前の作品から解体したものを利用しましたので、ボルト代の数百円しかかかっていませんので、コスパは最高です。

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最後に

ドリルスタンド_09

全体的にごついものになってしまいましたが、ネットの皆さんを参考にさせていただき、私なりにアレンジを加えた力作です。

正直言ってそれほど出番があるわけではありませんが、加工精度で悩む必要はなくなりました。

マンションでDIYをやる以上は卓上ボール盤などは到底置くことができませんが、このドリルスタンドであれば簡単に移動することができるので、なんとか保管場所を確保できます。

加工精度を突き詰めるといったテーマとしても面白かったです。