端材を使って0円で!簡易トリマー円切り治具製作!

端材を使って0円で!簡易トリマー円切り治具製作!

しゅんです。

板を正確な円に切り出すためのトリマー用円切り治具を製作しました。

きっかけ

円形の板を切り出すとき、いつもは電動ジグソーで0.5mm大きめに切り出して、スミ線に合わせてやすりで削り、極力正確な円を作っていました。切り出したとしても小型で1~2枚程度だったので、それで済ませていました。DIY歴15年でもそれほど必要ではなかったんです。

後日紹介するペール缶スツールを製作するうえで、より正確な直径300mm程度の円切りが2種類必要になりました。直径300mmとなりますと円周が940mm程になり、やすりで削るのはさすがにつらいです。これを機にトリマー用円切り治具を製作することにしました。

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構想

治具ですので、極限まで費用はかけたくありません。一応調べたところトリマー用円切り治具は4000円ほどで販売されていました。

作業するうえでいろいろ便利な機能やネジで調整できるようになっているようです。紹介しておいてなんですが、円切り頻度が少ない私にはちょっと大きな出費に感じてしまいます。

極力簡易な形状で、必要最低限の機能を有していれば十分です。正確な円が切り出すことが目的ですので。それ以外に必要な機能は2つ。ある程度の直径を調節できること。それと集塵機能があることです。

まず、直径を調節できるようにする部分ですが、単純に板の中心と治具を固定できれば良いので、板と治具を細い釘で打ってしまうことにしました。販売されている商品はネジで位置を自由に設定できるようですが、私には必要ないかなと。

次に集塵機能ですが、以前購入したRYOBIのトリマーの集塵プレートをうまく組み込んで活用することにしました。それと集塵ホースにつなぐためのノズルは以前失敗した集塵テーブルの時に使ったものを使います。

ベースプレートは9mmの構造用合板の端材を使用します。

以上のように新たにかかる費用はないので、0円!早速製作の様子をお伝えします。

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製作詳細

円切り治具_01

まずは9mmの構造用合板をトリマーのベースプレートと同じ幅の90mmに切り出しました。そして、画像では見にくいですが、トリマーの取り付け位置や取り付けネジの位置、集塵プレートの曲線、穴あけ位置をケガキました。今回必要な円の直径は300mm程度ですが、今後必要になったときのために倍の600mm程の円が切り出せるようにプレートの長さを取りました。

 

円切り治具_02

まずはトリマーを取り付けるためのネジ穴をあけます。ネジの頭が出ないようにネジ頭の直径10㎜に合わせて座繰り穴を掘ってからネジ径4mmの穴をあけます。

 

円切り治具_03

次にトリマービットを通す中心の穴を35φのホールソーであけます。ちなみにこのRYOBI FDD-1000は最大穴あけ能力は10mmなのですが、35mmのホールソーでも問題なく使用できています。※自己責任でお願いします。

このホールソー、結構高いですよね。今回はたまたま持っていたので使ってますが、この部分の精度はあまり必要ないので、ジグソーなどで切り抜いても全然問題ないです。

 

円切り治具_04

曲線部分をジグソーで切ります。こちらもそれほどの精度は必要ないです。一応線の外側0.5mm程のところを切って、後でやすりで削ります。

 

円切り治具_05

やすりで線ギリギリまで削ります。このように凸部分は平やすりで問題ありませんが…

 

円切り治具_06

凹面はこちらのNTドレッサー RL型が好都合です。


円切り治具_07

今度は吸塵のノズルをはめるために30φの穴をあけます。ホールソーはないので、フォスナービットを使っています。これも補償対象外ですので、自己責任です。ちょっとギリギリの位置で大き目の穴をあけることになってしまったので、板が割れるのではないかとヒヤヒヤでした。結果は割れずに済みましたが、先に穴をあけてから周辺の曲面を切ればよかったです。

 

円切り治具_08

集塵プレートの部品に取り付け位置ガイドになる凸面がありましたので、その部分を娘の彫刻刀をつかって掘りました。最悪掘らなくても問題なかったのですが、何となく気持ち悪かったので。

 

円切り治具_14

これで加工は完了です。なんか武器みたいになりました。ガンブレード?!

 

円切り治具_09

ノズルと集塵部品を取り付けてみました。ガタもなくピッタリと収まりました。

 

円切り治具_10

トリマーを取り付けました。こちらも全く問題なし。完成です!

使用方法

いきなりトリマーで円形を切り出しても良いのですが、一度に厚い板厚を切り出すのは危険ですし、騒音も半端じゃないです。私の場合は一度電動ジグソーでケガキ線の外側0.5mm程を切断して大雑把な丸を切り出します。

 

円切り治具_12

ジグソーで切った大雑把な円の中心に、切り出したい円の半径の長さの位置に円切り治具を細い釘を打ち付けます。

 

円切り治具_13そしてストレートビットを取り付けたトリマーで切削していきます。トリマーと板の両方を動かした方が楽でした。0.5mm程を削るだけなので、騒音もそれほどではなかったです。集塵も問題なくできました。

 

家にあるものだけの0円で!トリマー円切り治具ができました!!しかも高精度です(作り方にもよりますが…)。

多用する場合は中心の位置決めを釘でなく、可動式のネジに再加工すればフレキシブルに対応できる治具にすることもできるでしょう。まぁ今回は0円でつくることも目的の一つでしたので、これで充分です。

皆様の参考になれば幸いです。