まるで新品、いやそれ以上!折り畳み椅子の再塗装(2)

まるで新品、いやそれ以上!折り畳み椅子の再塗装(2)

しゅんです。

前回は折り畳み椅子の分解作業までをお伝えしました。今回は下地処理、可動部の改修、塗装の様子をお伝えします。

下地処理

新しく作る作品では材料がそれなりに綺麗な状態ですので、サンドペーパーの240番をかけるだけで下地処理を完了しています。

今回のように痛んだ塗装をはがすにはもう2段階ほど荒目のサンドペーパーから始めた方がよさそうです。

実際には60番のサンドペーパーで古い塗装と白くカビている部分を落とします。その後、120番で粗い面を平滑にし、仕上げに240番で磨くという3段階で研磨しました。

 

椅子再塗装_09

ずいぶんきれいになりました。痛みがひどかったのは表面だけで、木が腐っている個所はありませんでした。あっという間に終わったようですが、実際には心が折れそうになりながら2日に分けて作業をしています。

作業はRYOBIミニサンダ S5000で大まかな部分の作業をし、狭い箇所は手磨きで行いました。

このミニサンダS5000は小型でそこそこ軽く、片手で作業するにはもってこいです。通常サイズの電動サンダでは細かい作業はできません。とってもおススメです。

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可動部の改修

前回お伝えした分解時に破壊した鉄部をボルトと爪付きTナットに換装します。

椅子再塗装_10

爪付きTナットを入れるために既存の穴を広げます。ドリルについた青いテープは彫り込む深さの目印です。

 

椅子再塗装_11

広げた穴に爪付きTナットを打ち込んでいるところ。左右ともに打ち込みます。

 

椅子再塗装_12

次に可動部の別の金具にボルトを通すため、若干ですが、金やすりで穴を広げました。

 

こんな感じで新しく買ってきたボルトを使って改修完了です。

 

椅子再塗装_14

塗装前に仮組みしてみます。改修か所も問題なく動作するか確認しました。大丈夫そうですね。

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新たな機能の追加

この椅子を今まで使ってきて1つだけ気になっていた点があります。それはワイヤーハンガーを背もたれの端にかけていたことです。

椅子再塗装_15

ワイヤーハンガーがランダムに重なっていて、手に取るときに絡み合い、取りにくかったのです。それを解消するためにワイヤーハンガーをかけるためのフックをつけることを思いつきました。

 

椅子再塗装_16

造りはいたって簡単。端材を使ってフック状に作ったものを木ダボ継ぎでつけるだけです。市販の金属のL字フックをつけることも考えたのですが、ある程度厚みがあった方がワイヤーハンガーが絡みにくくて良いのではと思い、わざわざ作りました。

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塗装

やっと塗装の作業に入ります。今回使用したのは和信ペイント ガードラックアクア オーク色です。

水性塗料でありながら、乾くと対候性、撥水性が得られるというもの。屋内外の木部保護に適していて、塗り替えやメンテナンスに最適です。

 

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1回目の塗装です。塗り替えですので、塗料の染み込みは少なくて塗りやすい印象です。

 

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2回塗りを終えたところです。いい感じの色になってきました。このオーク色、高級感がありなかなか良い色合いです。

 

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3回塗りで塗装完了です。早速組み立てた様子がこちら。半艶消しのとても良い色に仕上がりました。

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完成

椅子再塗装_20

作業前と後を見比べてみました。みすぼらしかった折り畳み椅子が研磨・塗装をすることで新品同様によみがえりました。それどころか、色合いも私好みのつや消しオークになり、新品以上の出来です。

 

椅子再塗装_21

本来の設置場所であるバルコニーに持ってきました。いい感じです!自画自賛です!思わず座りたくなる素敵な椅子に生まれ変わりました!

 

椅子再塗装_22

ワイヤーハンガーをフックにかけたところ。これでハンガーを取るときにイライラすることもなくなりました。

これでまたしばらくは活躍してくれることでしょう。暖かくなったらこの椅子に座ってバルコニーでお茶を飲む楽しみもできました。こうなってくるとこの椅子に合わせた小さなテーブルを作りたくなります。

こんなふうに物を修理・補修すると愛着がわいてより大切に使うことができる気がします。