砥石の平面出しが最重要!自分で包丁を研ぐ!

砥石の平面出しが最重要!自分で包丁を研ぐ!

しゅんです。

自宅にある包丁、切れ味が悪くなっていませんか?プロの方に研ぎなおしてもらうのが一番だとは思いますが、自分でも意外と簡単に切れ味を復活することができたので、ご紹介したいと思います。

きっかけ

以前にも包丁を自分で研いでいた時期がありました。が、砥石を買った当初はうまく研ぐことができていたのに、何度かやっていると研いでも切れ味が変わらないようになってしまいました。

やはり素人なので、砥石に刃をあてる角度が一定でないからだとばかり思いこむようになり、しばらく包丁研ぎはあきらめていました。

であれば、安い包丁を高頻度で買い替える方が良いのではと、試しに100円均一の包丁を購入してみました。もちろん買った直後はストレスなく切れていましたが、切れ味が悪くなるのが早いように感じました。そんな百均の包丁でも、なんだか捨てるのがもったいない気がして再度、包丁をうまく研ぐ方法はないものかと性懲りもなくネットで調べてみました。

すると新事実が発覚!…私が無知だっただけですが、使い込んだ砥石に問題があるというではありませんか!さっそく、包丁研ぎを再挑戦することにしました。

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面直し砥石が重要

砥石の表面が平面でなくては包丁は研げないという新事実にたどり着いた私は、砥石を研ぐ砥石である「面直し砥石」を購入しました。

この荒い砥石で湾曲状に削れてしまった砥石の表面を平らにすることができるとのこと。人によっては地面のアスファルトで砥石をゴリゴリやれば平らにできるとも書いてありましたが、今のご時世、不審者と思われるのは嫌なので、この面直し砥石を使います。

さらにこの金剛砂を使うことで効率よく面直しが可能だそうです。今回は試しに金剛砂は使わずにやってみたいと思います。

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工程1. 砥石を水につける

包丁研ぎ_01

まずは砥石を水につけて、充分に水を吸わせます。15分くらいでしょうか。砥石から気泡がでなくなったらOK。

水につけることで適度に滑らせることで研磨しやすくするのと、研いでいると徐々に出てくる研粒(とりゅう)が目詰まりしないようにするためだそうです。

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工程2. 砥石の平面出しをする

包丁研ぎ_02

この画像は砥石の中央部がへこんでいる状態のものです。これから面直し砥石で平面を出していくわけですが、わかりやすいように鉛筆で波線を書いておきました。この鉛筆の線がすべて消えれば平面が出たことになるというわけです。

ちなみに私が持っていた砥石は両面で粗さが異なり、赤い面が仕上げ研ぎ用、緑の面が荒砥ぎ用になっています。

 

包丁研ぎ_03

このように面直し砥石を砥石にゴシゴシとこすりつけて、表面を削っていきます。

 

包丁研ぎ_04

20回ほどこすった時点で、中央部分以外が削れているのがお分かりいただけると思います。この時は「これは意外と早くできそうだな」と甘く見ていました。

この後がかなり時間がかかりました。砥石から出てくる削りくずが面直し砥石に目詰まりし始めたようです。水で洗いながらこすってみましたが、なかなか効率が上がりません。

この時私は気づきました。ここで「金剛砂」が必要なんだと。なんでもトライしてみないとわからいものですね。今さら金剛砂を買いに走るのも面倒なので、このまま作業を続けました。

 

包丁研ぎ_05

格闘すること30分くらいでしょうか。やっと鉛筆の線が消え、平面を出すことができました。この時点でかなり疲れています。この後気持ちが折れそうになりながら緑色の荒砥ぎ面も同じように平面出しをしました。次回は金剛砂を購入して削ろうと心に決めました。

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工程3. 包丁研ぎ

ここからやっと包丁研ぎに入ります。今回はあえて百均で買った包丁を研いでみたいと思います。

包丁研ぎ_06

刃の角度は10度を目安に保ちつつ、片面の刃先を20往復→刃の中央を20往復→刃元を20往復、裏返して同じように20往復ずつ研磨しました。途中、砥粒が出て黒い水が出てきます。これが研磨には重要で、完全に洗い流さないようにかつ、水が足りなくなってねっとりしすぎないようにしながら研ぎ続けます。

 

包丁研ぎ_07

研いだら、刃の「かえり」をそーっと指で触って確認します。「かえり」とは刃が研磨されて反り返っている状態のことを言うそうです。「かえり」があれば研げている証拠です。

 

包丁研ぎ_08

引き続き、仕上げ研ぎ面で同じように研磨します。

 

包丁研ぎ_09

研磨が終わったら、最後に「かえり」を取ります。包丁をゆっくりと手前に引くようにして砥石の上を滑らせると「かえり」が取れます。

包丁の研磨は荒砥ぎ、仕上げ研ぎ合わせて10分ほどで完了しています。

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最後に

肝心な切れ味ですが、「いい感じ」になりました。百均の包丁ですから、スパスパ切れるという感じではありませんが、トマトも綺麗に切れます。

一番切れ味が良かったと感じたのは玉ねぎです。根の生え際を切る際、茶色の皮のまま切ろうとしたときに、切れ味の悪い包丁だと刃が横に滑ることがありませんか?研いでからは軽くあてるだけで茶色の皮に刃がすんなりと立つ感じで切りやすかったです。

自分で研いだ包丁で切れ味が良くなったのを体感することができたので、これからは切るのが楽しくなりそうです。

砥石の平面出しは「金剛砂」を使わなかったのでちょっと大変でしたが、この点は次回から解決できるでしょう。包丁研ぎ自体はあまり大変ではなく、この程度なら1か月に1回くらい研いでも苦ではないなと思いました。

包丁研ぎ、大成功といったところです。